和尚のミニ法話

光照寺の和尚によるミニ法話をお届けします。

和尚様和尚様2

2021/03/01

まだまだ寒いので、薪ストーブ活躍中

3月になりました。光の加減か春めいてきました。厳冬期を脱して、私ももう少し活動的になろうかな。
本堂や墓地周辺はまだまだ雪に覆われていますが、掘り出したあじさいにはちゃんと芽がついていて大きくなりつつあります。
家内はあじさい(鉢植え、地植えともに)の古枝処理等の選定作業に精を出しています。私はせっせと雪消し作業と薪集めです。
(庫裏ではなく)自宅には薪ストーブが活躍中です。これ1台で家中ポカポカ。早目に咲かせたいあじさいの鉢植えを家に持ち込んでいます。
ちょっとした温室に入れているようなもので。早咲き品種の「春風のマーチ」はもうつぼみが大きくなってきています。楽しみ楽しみ。
写真のように、我が家の薪ストーブは国産の鋼板製です。欧米のものに比べると見た目は武骨ですが性能と暖房効果は抜群。薪も木を選ばずスギでもマツでも何でも燃やせます。何よりもすごいのは、点火後あっという間に高温になることです。オススメです。(メーカーは五泉市のスズキ研工さんです)

当地の涅槃会は月遅れの3月15日ですので、今日から涅槃図を掛けて遺教経を読誦しています。

2020/12/21

雪の日の朝

写真は今日12月21日の本堂前の様子です。ついに雪のシーズンがやってきました。このところ寒い日が続いていました。今朝も寒かったのでもしやと思いましたら案の定うっすらと積もっていました。5㎝くらいですが。初雪が解けずに残っていて、その上に白の化粧が施されました。5㎝程度でしたが雪かきをしましたので、今朝は暁天も朝課もお休みしました。写真をよく見るとカーテンが引いてあるのがわかるかと思いますが、本堂に行かずに外に出た証拠です。
進入禁止の赤いコーンも見えますでしょ。本堂屋根からの落雪のため、雪が降ると本堂からの出入りは禁止です。本堂屋根からの落雪はすごいですよ。ザザザー、ドッカーン!イチコロですので絶対本堂から入ってはダメですよ。
さらによく見ると、門松がすでに設置されています。昨日NさんとHさんが作ってくれました。毎年ありがとうございます。これから正月準備で忙しくなります。

 

2020/12/07

一日接心坐禅会

12月6日、一日接心坐禅会を行いました。ご寄進の方の功徳で、新しく聖僧様(僧形文殊菩薩像)を迎えての坐禅会でした。聖僧様は本来なら坐禅堂の中央に安置すべきですが、写真のように大間西側の柱の前に安置しました。おなじ坐るにしても気持ちがピっと引き締まります。当日は5:00の暁天坐から16:30の晩課まで坐禅7炷、諷経4回です。参禅者のMさん、Hさん、あなた方のおかげで私もいい修行をさせていただくことができました。特にMさんは8時からずっと付き合っていただきましたので、なんとなく同安居仲間のような気にさえなりました。
定例坐禅会は、冬季(12,1,2月)は毎週日曜日9時からです。(時として予定が変わりますので、HPで確認してください。)こちらは1炷だけですので、お気軽においでください。

2020/07/16

花切りと剪定

あじさいの鑑賞適期もほぼ終わりになりました。来年に向けての作業が始まります。それは花切りと剪定。もっぱら家内の仕事で、私はゴミ拾いなどの手伝いです。あじさいの来年の花芽は9~10月頃にできると言われていますが、今年まったく花芽をつけない株がけっこうあったので、どうももっと早く刈り込んだ方がいいような感じがして、家内は数日前から作業を開始しました。
刈込ハサミを新調しました。切れ味抜群とのこと。作業のはかどり具合はやはり道具ですね。

2020/07/11

変化もあじさいの魅力

写真を見てどんな風に思われますか?
「ダブルタッチ ゴーダホワイト」という名前です。開花株を買い求めました。白色の大きな花びらがいくつも重なって見事な花でしたが、日が経つにつれ赤味が増しやがて紫がかって、しまいには茶色く枯れていきます。一株でその様子が全部見れたのがこの写真です。人間に例えれば青年から壮年、熟年、老年と人生の縮図のような写真だと思いませんか。さらに茶色く枯れた花もドライフラワーのようで、それはそれ味がありますね。以前の私ならこんな状態は汚らしくてさっさと切り落としたに違いありませんが、まあ私も年を取ったということですかね。
Eテレ「趣味の園芸」でアナベルを長く楽しむということをやっていました。「白の手毬咲きアナベルはやがてグリーンになり最後は茶色くドライフラワー状になります。それはそれで十分楽しめます。アナベルの花芽は来年の初春に新枝にできるので、遅くまで楽しんでから剪定してもいいのです。」と言う内容でした。