和尚のミニ法話

光照寺の和尚によるミニ法話をお届けします。

和尚様和尚様2

2020/07/09

花の終わり

今日あじさい見物においでになった方から「剪定はどうするの」と聞かれましたので、「花が終わったら2節のところで切り落として・・・」と説明しましたら「どうなると花が終わったのですか」と尋ねられました。
写真の「物思い」を見せて、「ガクアジサイの場合は花が裏返ってしまうと花の終わりのサインです。」とお伝えしました。
いよいよ「終わり近し」です。家内は花を落とし剪定作業に入りました。見においでになるのであれば、あと数日ですよ。TVニュースでやっていましたが、佐渡の蓮華峰寺(あじさい寺で有名)では、7月20日には花落としの作業に入るとか。

2020/07/07

今日のあじさい「プリモセレーノ」

今日のあじさいは「プリモセレーノ」。花先が尖って包み込むような形状の手毬咲き。色もはっきりしたブルーで私好みです。
花の中にカエルが潜んでいます。わかりますか。梅雨空にあじさいとアマガエル、いい取り合わせです。

2020/07/05

今日のあじさい「おはよう」

今日のあじさいは「おはよう」。爽やかなブルーのガクアジサイ。雨上がりのしずくがさらに鮮やかにしてくれています。
このところ梅雨空で雨の日が多く、あじさいにとってはちょうどいい天候です。おかげで日課の水やりをしないで済んでいます。いつもなら5時朝課、6時水やり、7時朝食とあわただしいのですが、雨の日は朝の時間にゆとりができています。(水やりにたっぷり1時間はかかっていますので)
新聞記事に、挿し芽で増やしていることが載ったせいか、ピンクアナベルの枝を持ってきてくれた方がおられました。どうもありがとうございました。早速今日、家内が挿しました。

2020/07/04

雨とあじさいはよくお似合いですが・・・

写真を見てギョッとされた方もおられるかもですが・・・オニヤンマの成虫の誕生です。今日の朝課後に発見しました。本堂の雨板にしがみつき誕生したばかりと見えて、しっぽの先からだらだらと水分が垂れていました。まだ色も浅くはっきりとした黒と黄色にはなっていません。しばらく日光にあたり体を乾かしてから飛び立つのでしょう。お昼前にはもういませんでした。オニヤンマはお盆のトンボのイメージがあります。本堂によく入ってきます。(噛まれると結構痛いです)
今日は昼前から雨でした。(九州の豪雨、お見舞い申し上げます)雨とあじさいはいい取り合わせですが、やはり雨の日はおいでになる方は少ないようです。そんな中で、傘をさしながら1時間半以上も居られた方がありました。じっと見入ったり写真を撮ったりされていました。「雨のあじさいはいいですね」と言われましたが・・・。あじさいが好きなのかカメラで撮ることが好きなのか、いずれにせよ感心いたしました。
まだまだ見頃ですが、色の褪せた品種も出てきました。どうぞお早めにお出かけください。

 

2020/06/29

三條新聞の記事に載りました

先日「あじさい100種が見頃」の件で、地元紙三條新聞記者さんから取材を受けました。いつ載るのか気がかりでしたが今朝の紙上に大きく取り上げていただきました。
写真もたっぷり使っていただき、当山のあじさいの様子を的確に伝えていただきました。三條新聞の影響力は大きく、今日はひっきりなしに鑑賞される方がおいでくださいました。「三條新聞を拝見して・・・」「こんないいところがあったんですね」「いろんな種類があるんですね。びっくりしました」などなど。中には挿し木の方法をお聞きになる方もあり、実演教室になるひと時もありました。あじさい同好の士は大勢いらっしゃるようです。
取材中、妻が話したあじさいの魅力を、記事では「あじさいは同じ一つの花でも、咲き始めや咲いている最中など、それぞれの過程で花の色が異なる。それを見ていると人間も年をとったらとったなりの美しさやたたずまいがあると感じさせてくれる。それがあじさいの魅力の一つ」と表現して伝えていただきました。うーん、なかなかいい言葉ですね。まさしく歳をとろうがとるまいが「今が輝くとき」ですね。