和尚のミニ法話

光照寺の和尚によるミニ法話をお届けします。

和尚様和尚様2

2021/06/28

「わたし、このお寺がいい」

あじさい、今見頃です。

昨日おいでになったご婦人の一言です。私を見つけるなりこうおっしゃいました。『わたし、このお寺がいい』
あじさいに囲まれた境内の様子を見て感激されたご様子。そう言っていただけるのはありがたい限りです。喜んでいただいて何よりです。
このご婦人は続けて『でも家にはちゃんとお寺があって(我が家には菩提寺があって)墓もあるのよね。私だけ入れてもらおうかしら、フフフ』
笑い話の一コマでした。お気持ちはありがたく頂戴しておきますね。

写真:「万華鏡」きれいな花ですね。「わたし、この花がいい」。私のベストワンです。今見ておくべき花ですよ。

2021/06/27

あじさい 今見頃です

あじさいの様子 《今見頃です》 見るなら今ですよ。
この週末は多くの方がおいで下さいました。一様に見事だとほめていただきました。中には、今日で3回目ですという方もおられて、1回目はご主人と、2回目は友人と、そして今日は娘さんをつれておいででした。この方もあじさいが大好きなようで同好の士で話が弾みました。
多くの方に聞かれるのは挿し芽の仕方についてです。その都度、実際に枝を切ってやり方をお伝えしています。私どもにわかることでしたらお伝えしますのでどうぞ気軽に声を掛けてください。

写真:先週のボランティア活動草取りの様子です。池周辺がきれいになりました。ありがとうございました。

2021/06/20

あじさい山への定植

本日6月20日、檀家さんのボランティア活動をお願いしたところ、21名もの参加をいただきました。女性の方には裏庭の池周囲の草取りを、男性陣には裏山のあじさい定植をしていただきました。1時間の活動でしたが大勢の力はすごいものであっという間にきれいにしていただき、用意した60鉢の苗を植え付けていただきました。あじさいの苗はヒメアジサイの2年もの。昨年挿し芽をして今年5号鉢に植え替えたものです。作業直前まで雨が降っていましたので、うまく根付いてくれることでしょう。昨年のこの活動で定植した苗はまだ小さいですが青い花をつけています。「裏山を青く」の願いが檀家さんの力を借りて進行中です。

寺檀和合とはよく言いますが、まさしく『今生の仏法修行は この檀越(だんのつ:檀家のこと)の信心によりて成就す(洞谷記)』であります。

2021/06/19

首(こうべ)を垂れるアナベルかな

雨を得て 首(こうべ)を垂れる アナベルかな

梅雨入りの初日、朝からしとしとの雨模様。写真のように咲き始めたアナベルは頭が重くて垂れています。久しぶりの雨に感謝しているかのようです。
アナベルというのはちょっと特異なあじさいで、花芽の形成が翌年の春にできるので、秋冬に根元近くでグツッと刈り込んでもその後にできる枝に花芽を持ちます。そういう点では雪国仕様とも言えますね。あじさいの冬越しはけっこう気を使いますが、アナベルは短く刈り込んでおきさえすれば大丈夫なので安心して雪の下にできます。他のあじさいもこうだといいのですが。
アナベルにはピンクのものもありますが、花は小さくて見ごたえという点では物足りなく思います。

 

2021/06/18

水やりは大変、でも今日から梅雨入り

写真:「万華鏡」の咲き始め。これからどんどん青が濃くなっていきます。この花好きだなあ。

このところ暑い日が続いているせいもあってか、鉢の水くれが大仕事です(「水くれ」は方言でしょうか?)。水道の蛇口3か所からホースで水くれしますが、90分かかります。でもこの時間はそれぞれの鉢の様子を観察するいい時間でもあります。「咲き進んできたなあ」とか「下葉が黄色くなってきて栄養不足かも」とか「思ったような色になっていないなあ」とか、さまざまな気づきを得る時間です。子育てのようなもんでしょうか。
朝は忙しいです。5時からの朝課、6時から水くれ、7時半に朝食、そして月参りに出かけます。(水くれシーズンは暁天は放散)
北陸地方が今日梅雨入りしたそうです。これで水くれ作務から少しは開放してもらえるでしょうか。

今日、三條新聞の記者F氏の取材がありました。写真もいっぱいとられました。どんな記事になって、いつ載るのかなあ。楽しみ。