和尚のミニ法話

光照寺の和尚によるミニ法話をお届けします。

和尚様和尚様2

2021/06/30

口コミの力とメディアの力

あじさい:今見頃です。お誘いあわせてぜひどうぞ。

あじさい鑑賞においでになる方の大半は「三条新聞を見て来ました。」です。おそるべしメディアの力。6月23日の記事掲載前は、「昨年も来ました」というリピーターや「知人にいいよと紹介されて」とかの方が多かったのですが、記事掲載されてからは「始めて来ましたけどこんないいところがあるなんて」とおっしゃって下さる方が多いようです。今日も広告を載せてもらったので、朝から切れ目なしでした。
一人で来る方は稀で、ほとんどが夫婦あるいは女性の友人同士で2~3人でおいでになります。仲間同士の方はそれぞれがまた違った仲間を連れてきてくれそうですので、口コミの力も侮れません。来山のきっかけは新聞記事でも、その後は口コミが多くなるということでしょうか。
いずれにしても、たくさんの方から光照寺を知っていただけることを願っています。

写真:本日掲載の三條新聞の広告

2021/06/29

お寺さんでも草取りするの?

あじさい : 見頃です。どうぞお早目においでください。

私が永代供養墓前で草取りをしていたら、参詣の方に「お寺さんでも草取りするんだかね。」と言われてちょっとびっくりしました。
「うちのお寺さんなんか草取りなんかしね~よね。」連れの人も「そうそう。そんな姿みたことない。」
その方は私の行為を立派だと褒めてくれているのではなく、坊さんと草取りがつながらないらしく、別の人からしてもらえばいいのにという感じでの物言いでした。
禅僧における作務の重要性を説くには少し大上段すぎてはばかられましたので、ちょっとはぐらかして、「おたくのお寺は町の中ですか。」「だったらコンクリだらけで草の生える場所もないんじゃないですか。うちの草を半分持って行ってもらいたいですよ。」と笑い話にしてお答えしました。
市内の、特に町場のお寺の評判はあまり芳しくないようなのは以前から知っていましたが、こんな風に言われると改めて残念と言う思いになりました。
草取りをしたい方はどうぞおいでください。たくさん仕事ができますよ。(笑)

2021/06/28

「わたし、このお寺がいい」

あじさい、今見頃です。

昨日おいでになったご婦人の一言です。私を見つけるなりこうおっしゃいました。『わたし、このお寺がいい』
あじさいに囲まれた境内の様子を見て感激されたご様子。そう言っていただけるのはありがたい限りです。喜んでいただいて何よりです。
このご婦人は続けて『でも家にはちゃんとお寺があって(我が家には菩提寺があって)墓もあるのよね。私だけ入れてもらおうかしら、フフフ』
笑い話の一コマでした。お気持ちはありがたく頂戴しておきますね。

写真:「万華鏡」きれいな花ですね。「わたし、この花がいい」。私のベストワンです。今見ておくべき花ですよ。

2021/06/27

あじさい 今見頃です

あじさいの様子 《今見頃です》 見るなら今ですよ。
この週末は多くの方がおいで下さいました。一様に見事だとほめていただきました。中には、今日で3回目ですという方もおられて、1回目はご主人と、2回目は友人と、そして今日は娘さんをつれておいででした。この方もあじさいが大好きなようで同好の士で話が弾みました。
多くの方に聞かれるのは挿し芽の仕方についてです。その都度、実際に枝を切ってやり方をお伝えしています。私どもにわかることでしたらお伝えしますのでどうぞ気軽に声を掛けてください。

写真:先週のボランティア活動草取りの様子です。池周辺がきれいになりました。ありがとうございました。

2021/06/20

あじさい山への定植

本日6月20日、檀家さんのボランティア活動をお願いしたところ、21名もの参加をいただきました。女性の方には裏庭の池周囲の草取りを、男性陣には裏山のあじさい定植をしていただきました。1時間の活動でしたが大勢の力はすごいものであっという間にきれいにしていただき、用意した60鉢の苗を植え付けていただきました。あじさいの苗はヒメアジサイの2年もの。昨年挿し芽をして今年5号鉢に植え替えたものです。作業直前まで雨が降っていましたので、うまく根付いてくれることでしょう。昨年のこの活動で定植した苗はまだ小さいですが青い花をつけています。「裏山を青く」の願いが檀家さんの力を借りて進行中です。

寺檀和合とはよく言いますが、まさしく『今生の仏法修行は この檀越(だんのつ:檀家のこと)の信心によりて成就す(洞谷記)』であります。