今日は彼岸の入り。ちょうど時期をあわせたかのように、あちらこちらに彼岸花が咲いています。
彼岸花は不思議な花ですね。彼岸になると忘れずに必ず咲きますもんね。今年は長雨だったからいつもより遅くなるとか、晴天に恵まれて早く咲くとかなくて、どんな天候でも彼岸になると咲きます。自然の摂理なのだろうと前から思っていました。ところが、今日はたと気が付きました。彼岸花は、仏様の「おーい、そろそろ彼岸だよ。到彼岸の修行の用意はいいかい。」とのお告げを伝えるためにこの時期に咲くのではないだろうかと。
「彼岸イコール墓参り」みたいな習慣ができつつありますが、本来の彼岸の意味は彼岸に到る六つの徳目(六波羅蜜)の実践強調週間なのです。
彼岸花は曼殊沙華とも言いますね。字面からしていかにも「仏様からのお遣い」のようですよね。