和尚のミニ法話

2014/12/02

朝課、新聞屋さんと私の密かな戦い?

12月2日。お寒うございます。師走に入って寒波が到来しています。今まで暖かい日が多かったような気がしますが、昨日と比べて10℃も下がった今日は、寒さがこたえます。また風も強く、時おりアラレ交じりの雨が打ち付けています。
写真は今日の11時頃の本堂前です。屋根の下は白くなっています。「いよいよ来たな」という感じです。
寒い日の朝課は、プッツン!しないように気をつけなければなりませんね。毎朝5時半から6時45分まで朝課を勤めていますが、本堂は寒いです。地蔵堂の方から隙間風がピュウーと吹き込んできます。

朝課を始めるとすぐの頃合に、新聞屋さんが配達に来ます。まだ真っ暗なので懐中電灯の光が彼の到着を知らせてくれます。たまに私がゆっくりしていると、彼の方が早く来ることがあります。彼が来ないうちに木魚をたたき始めたいという密かな対抗心を燃やしています。もちろん彼は知りませんが。
以前彼に、「今日は配達が遅くなって、お経を聞くことができませんでした。」と言われたことがあるもんですから・・・・。 勝手に一人で戦っています。うーん、朝から煩悩の塊りですな。困ったもんです。
皆さん、寒さにお気をつけください。