紅葉の季節です。庫裡の寺庭のもみじが真っ赤になり見頃です。(「今月の予定」の写真)
本堂前の桜の古木の見頃はとうに過ぎ、散り終わりの様子です。例年よりも赤くなっているように感じます。
この時期の作務は、もっぱら落ち葉掃きです。写真は、今日の落ち葉です。昨日きれいに掃いたのに今日はもうこれだけ落ちました。風もなく穏やかな一日でしたのにこの分量です。掃いた後からパラパラと散っています。全部落ち終わらなければ、掃き作務も終わりはありませんね。
ある檀家さんが言われました。「雪かきと同じだ。しても後から後から降ってくるし、しなければどんどん溜まるし。」 そうですね。でも、雪は日が差せば溶けますが落ち葉は溶けません・・・。
口説いていないで、作務そのものを楽しむことが肝要でしょうか。「人間修養としての作務」などというおおげさなものでなく、作務そのものに浸かりきる、という感じでしょう。