和尚のミニ法話

2023/11/27

自香(じこう)と借香(しゃっこう)

12月10日(日)一日接心坐禅会:詳細はトップページ左側の「光照寺からのお知らせ」をご覧ください。朝食のお粥は申込制ですので希望の方はお電話で。

焼香に関しての私見を述べます。三具足(花、香、燈明)の中央に香炉を配置しますね。これは香りが仏様の一番の好物であるからなのです。また香は焼香者の心身を浄めるものでもあります。ですから仏様に香を焚きこの身の真心を伝えるのが焼香という行為だということになります。であれば仏様から気に入ってもらえるような良い香りの香をささげたいものです。昔は皆が自分のお気に入りの香を袂に入れ持っていたようです。(体臭の匂い消しの意味もあったかと思います。)僧侶は法要等の焼香では自分の香を焚きます。これを「自香(じこう)」と言います。自香を持っていない時や忘れた時は、そのお寺の住職の香を借りることになります。これを「借香(しゃっこう)」と言います。施食会や出班焼香のある法要で借香する時は、焼香前に堂頭和尚様に問訊(もんじん:合掌低頭すること)し【借香問訊】、焼香後にも問訊します【謝香(じゃこう)問訊】。このように丁寧に礼を尽くす行為をするよう定まっています。
法要や弔事に出向く際、小さな香合に香りのよい香を入れてお出かけになったらいかがでしょうか。(香合でなく白紙に包んで用意するという方法もあります。)
自香であればもちろん焼香銭は不要です。

写真:昨日、役員さんたちから冬囲い作業をしていただきました。ありがとうございました。今年の雪はどうでしょう。少雪だといいのですが。