和尚のミニ法話

2023/11/26

焼香銭

12月10日一日接心坐禅会 どうぞご都合の良い時間に坐りに来てください。朝食(お粥)は予約制です。定員15人。申込みはお電話で。

先日のある法要の時のことです。出焼香で最初に焼香されたHさんが焼香銭を置かずそのまま自席に戻られました。2番目の方からは焼香銭を置かれていきます。途中で気が付かれたHさんはあわてて再び焼香に出てこられて焼香銭を置かれました。Hさんはちょっとバツが悪そうにしておられました。
当地方では焼香銭の習慣は一般的ではありませんが、当寺によくお参りになる方は大抵が焼香銭を置かれます。焼香銭は、お寺の香を借りて焼香するのでそのお礼としての意味があります。大抵1コイン(100円)です。「香を借りて焼香している」ということがよく伝わっていないので、多くの方にその習慣がないのだと思います。
今日、上法事がありましたので、開始前に「途中で焼香をいただきますので焼香銭のご用意を」と思い切ってお話ししました。皆さん?という顔をされていましたので、「香を借りるお礼の1コインです」と言いましたら・・・皆さん10円玉でした。
自香(じこう)と借香(しゃっこう)については次回で。

写真:焼香箱 箱受け盆に1コインを置きます。