光照寺のおときはおいしい! 断言します。
大きな釜で多人数分をつくるからおいしくなるのは当然なのですが、つくり手の創作意欲と手間を惜しまない愛情がこもっているからなのです。メニューを考える時からして、季節の食材と色どりと分量と味付けとさまざまな要素を勝手方衆が自分たちで考え工夫してくださるのです。大根などの煮物は前日から煮込んでくださるときがあります。おいしくならないわけがないのです。
光照寺でおときをつくる法要は、春・秋の彼岸会、春・夏・秋の地蔵講、大般若会、新盆盆参の年7回です。こんなにおいしいのに参詣者が減ってきて残念です。つくり手の張合いということもありますので、ぜひ多くの方から食していただきたいです。檀家の方でなくとも結構です。おときだけ食べに来るのでも結構です。今年は、おとき付の法要は終わりました。次は来年の春彼岸会です。皆様お待ちしています。
ところで、おときを準備するのは本当に大変です。寺院の中には、おときをやめたり、出来合いの弁当をとったりするところも多いようです。光照寺はできるだけ続けていきたいと思っています。勝手の皆さん、これからもよろしくお願いします。
(写真は、11月24日の秋地蔵講でのおとき。紅葉したどうだんつつじがワンポイントです。)