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前回「ジャネの法則」を紹介しましたが、今回は法則つながりで「なるなるの法則」です。この法則の提唱者は新潟のラジオパーソナリティー遠藤麻理さん。もう十数年も前のことですが、(今は閉局した)FMポートの朝の番組「モーニングゲート」で彼女が良く言っていました。
「なんとかなる」「なるようになる」「なんとでもなる」。これが「なるなるの法則」。ラジオではリスナーさんから「この言葉で元気が出た」とか「今日一日がんばれそう」とか「切なさや苦しみを別の角度から見れるようになった」などの声が寄せられていましたっけ。私は遠藤さんの少し毒のある語りが好きで、毎朝通勤時に聞いていました。すっかり麻理さんファンでした。確かに自分の足跡を振り返ってみると、なんとかなっていましたし、なるようにもなっていました。なんとでもなるよって人にいえるようにもなっています。これからもそんなふうに生きていけるような気がしています。
よく考えてみると、「なるなるの法則」にはその前提として、「精一杯生きていれば」とか「自分のできるがんばりをすれば」とかがあるような気がします。「なるなるの法則」があるから大丈夫、と何にもしなければ、何ともならないと思います。
さあ、「なるなるの法則」呟いて今日を元気に過ごしましょう。
似て非なる言葉に、かの上杉鷹山の「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり」が思い浮かびますが、こちらはかなり厳し目ですよね。
写真:新潟日報の広告に遠藤さんのサイン会のお知らせがありました。新刊本出されたのですね。益々ご活躍のようで。