前々回のブログでふれた「正法眼蔵随聞記」の「・・・・よき人となるなり」についてもう少し。
「環境が人をつくる」と言いますが、やはりそういうことなのでしょう。よき人に出会えば心持がよくなり、またこの人に出会いたいとかずっとこの人と居たいとか思います。それが何度となく出会えればきっとよき人となるのでしょうね。見方を変えて、そのよき人も、きっと他のよき人と一緒にいる時間を経た結果、よき人となったのでしょう。一番わかりよい例は家庭環境です。私も教師生活が長かったのでよくわかりますが、いい生徒さんの親御さんもいい人です。おじいさんやおばあさんもよい人です。家庭が円満です。ですから、子育ての根っこは夫婦円満、家庭円満で過ごすことなのですね。
[逆もまた真なり]です。
お若い皆さん。よき人となるためにどうぞよき人と出会えますように。
ご年配の皆さん。あなたの影響でお子さんやお孫さんがどうぞよき人となりますように。
(写真は、12月12日の雪の降り始めの様子。今後定点観測して写真をアップしていきます。)