和尚のミニ法話

2021/06/17

その時々の趣き

写真:開花具合 今日の様子です。写真手前の5号鉢はかなり開花が進んで見頃です。写真中央の大鉢は品種によって開花はまちまちです。でも、それはそれで楽しめると思います。

当寺を紹介していただいた昨年の三條新聞の記事にはこうあります。『あじさいは同じ一つの花でも、咲き始めや、咲いている最中など、それぞれの過程で花の色が異なる。それを見ていると、人間も年を取ったら取ったなりの美しさやたたずまいがあると感じさせてくれる。それがあじさいの魅力の一つ』
そうすると今は、前途有望は若者のようなもので将来楽しみな様子です。見頃にはまだ早いとかもう少しとか言いますが、今は今で十分楽しめると思いますので、若い花の魅力を味わいにどうぞおいでください。
山内の者に断らなくても結構です。いつ来てもいつ帰っても結構です。