和尚のミニ法話

2019/07/26

振鈴当番はヒグラシ

梅雨が明けました。開けた途端猛暑です。二三日前からヒグラシが振鈴当番を任されたようで、決まって早朝4時15分になると、カナカナカナ・・・と鳴き始めます。一匹が鳴くとそれに呼応するように仲間も鳴き始めて山中大合唱です。山で鳴いているのはいいのですが、今朝は庫裏のすぐ近くにいたようで、大音量の振鈴でした。「ああ今日も始まったな。起きるとするか。」ということで一日がスタート。
夕方は17:30に鳴きますね。
光照寺山内では夏の虫が大集合で、今はシオカラトンボ、クロアゲハがたくさん飛んでいます。日中はアブラゼミ。ジージーという声を聞くと暑さが倍増する感じです。オニヤンマはもう少し後でしょうか。
あらら、今日アブがいました。お盆にかけてアブとの戦いが始まります。刺されないように要注意。
虫ばかりでなく珍しいものと遭遇しました。キツネです。5時頃、本堂から外を眺めていたら、六地蔵様のお堂の前で発見。いるんですね。初めて見ました。(光照寺は山寺ですが、クマやサルはいませんのでご安心を。)

写真は、アジサイの花摘みと剪定の様子。アジサイの時期も終わりです。来年のために花を切り落とします。花から二節くらいの葉の付け根に来年の花芽ができます。ふつうはこの辺で切りますが、姿かたちを考えてもっと強く切り落とすこともあります。強く剪定すると来年の花芽はできないかもしれません。(この作業は家内が担当しています)